2025年2月7日公開「大きな玉ねぎの下で」をご覧になりましたか。
こちらは1985年にリリースした爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた作品となっています。
映画も上映されると言うことで、再度「大きな玉ねぎの下で」が注目されていますよね。
名曲なので若い世代が聞いても響くものがあるのでしょう。
しかし曲を聴いた多くの方が疑問に持つ部分があるんです。
それは「ペンフレンドの彼女はなぜ来なかったか?」その理由が気になりませんか。
また「大きな玉ねぎの下で」は切ない恋愛ソングで素敵な歌詞ですが、一体どんなエピソードからこの名曲が生まれたのでしょうか。
今回は名曲「大きな玉ねぎの下で」の考察と元ネタエピソードについて紹介します。
さらに続編となる曲についても調査しました。

名曲「大きな玉ねぎの下で」のペンフレンドの彼女が来ない理由は?
実話が元ネタなの?エピソードはどんな内容?映画の続編はある?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- 「大きな玉ねぎの下で」のペンフレンドの彼女が来ない理由考察の紹介
- 「大きな玉ねぎの下で」の元ネタとなるエピソードについて
- 「大きな玉ねぎの下で」の続編について
大きな玉ねぎの下でペンフレンドの彼女はなぜ来なかった?理由を考察
爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」は、最後ペンフレンドの彼女が待ち合わせの日本武道館に当日来ませんでした。
僕はアンコールの拍手の中に飛び出し、涙を浮かべながら帰路につく様子が伝わりとても切ないんですよね・・・。
それまで何度も文通を重ねたペンフレンドの彼女は、なぜ当日来なかったのでしょうか。
リリース当時から疑問に思っている人もいるのではないですか。
個人的な考察をまとめると、
考察①:ペンフレンドの彼女が写真とは別人説
考察②:すれ違い(当日武道館に彼女は来てた)説
上記の中でも考察②が有力な考察だと考えています。
ではそれぞれ紹介していきましょう。
考察①:ペンフレンドの彼女が写真とは別人説
こちら何か決定的な理由があっての考察ではありません。
ただSNSなど無かったあの時代に流行っていたペンフレンドですが、
- 可愛い友人の写真を送った事がある
- 娘になりすまして文通していた
- 性別を偽ってやり取りしていた
など結構なりすまし的な事も実際あったようなんです。
そういった事から考察①の写真とは別人説をあげてみました。
自分でなはい人の写真を送ってしまったペンフレンドの彼女は、実際に会えば自分が嘘をついたとバレてしまいます。
会いたいけど会えない・・。
そんな思いから武道館に現れなかったのではないでしょうか。
可能性としてはゼロではありませんよね^^
考察②:すれ違い説
こちらの考察②に関しては考察①とは違い根拠があります。
それは「大きな玉ねぎの下で」のアンサーソングと言われる、「初恋〜はるかなる想い〜」の歌詞に注目すればペンフレンドの彼女の真の想いが見えてくるんです!!
「初恋〜はるかなる想い〜」の歌詞に、
電車乗り継ぎ 人混みを駆け抜けたよ
最後の曲が流れていた 二人は出会えなかったの
そんな歌詞があります。
この歌詞の通りペンフレンドの彼女は武道館に来ていたんです!!
しかし着いたのは「最後の曲」が流れている時。
一方彼(僕)は「大きな玉ねぎの下で」の歌詞を確認すると、
アンコールの拍手の中飛び出した
僕は一人涙を浮かべて
と歌詞にあります。
そう!!彼(僕)はアンコールの拍手の中に会場から飛び出してしまっているんです。
ですので最後の曲(アンコール)の時には居なかったということになりますね・・・。
そうなんです!!「すれ違い」で2人は会えなかったです!!
ではなぜペンフレンドの彼女は遅れたのか・・・。
理由①:急用が出来てしまって遅れた
理由②:考察①であげた原因で二の足を踏んで向かう決断までに時間がかかった
理由③:便利な今の時代でない事も考えると、乗り継ぎながら目的地に行くのも難しい時代で迷ったり間違えたりして遅くなった
遅れた可能性としては上記の事が考えられます。
正直どんな理由があったのかまでは分かりません。
しかしアンサーソングを聴く限り、ペンフレンドの彼女が武道館に会いに行った事は間違いないでしょう。
想い合っていた2人がすれ違う切ない結末と言うのが有力な考察だと個人的には考えました。
大きな玉ねぎの下での元ネタは実話?リアルなエピソード
名曲「大きな玉ねぎの下で」には実話の元ネタがあるのでしょうか。
ペンフレンドとの切ない恋愛が基になった訳ではないんです。
しかしこの曲が作られた背景には面白いリアルエピソードは存在しますよ^^
実はこの名曲、
自分達では武道館を満員できる訳ない!!
席が空いている事の言い訳になるような歌を作ろう!!
そんな思いからこの曲を作り始めたそうなんです!!
爆風スランプの初武道館ライブは「満員にしろ」とレコード会社から言われていたとのこと。
それに大きなプレッシャーを感じて悩んだ末に、先ほどの考えに至ったと中野さんご自身が語られていました。
また、
「ペンフレンドなんかいるんだ?」みたいに歌い出しからファンの笑いをつかめると考えた
そんな感じで曲を作っていったらいい歌になった
と語られています。
そんな背景から生まれたとは思えない素敵な歌ですよね。
こういった事からこの曲は「言い訳ソング」とも言われているんですよ^^
歌詞にあるような切ない恋愛ストーリーの元ネタはありません。
しかし「武道館を満員にできない言い訳ソングとして作った」と言う、面白いリアルエピソードは存在する曲となります。
大きな玉ねぎの下で続編はある?
1985年に爆風スランプがリリースした名曲「大きな玉ねぎの下で」。
こちらの曲の続編を描いた曲は存在するのでしょうか。
本記事ペンフレンドの彼女はなぜ来なかった?考察②にて紹介しましたが、アンサーソングはリリースされていますよ^^
アンサーソングの存在を結構知らない方も多いんですよね。
この「初恋〜はるかなる想い〜」が発売されたことで、ペンフレンドの彼女が実は武道館に来てたと言う事が分かりました。
遅れてしまった理由はハッキリ分かりません。
しかし最後の最後まで彼(僕)がコンサートを見ていたら会えたかもしれないんです。
さらにこのアンサーソングの聴くと2人のその後も何となく感じ取れるんですよ。
あなたに手紙を出します あのとき会えなかったままです
何度も何度恋しても 変わらぬまま残った気持ちを
(中略)
あの日の気持ちを書きます 便箋もあのころのままです
何度もペンを持ったけど 言葉にできなかった想いを
(中略)
人波の中 立ち止まって 星空見上げていました
手紙を下さい
上記の歌詞から2人のやり取りは止まっていたのかもしれませんね。
しかし彼女はその後も初恋だったあの頃の想いを大切にしていた事が伝わる歌詞となっていませんか。
さらに彼女から彼にあの時の気持ちや真実を書いた手紙を送り、返事を待つと言う続編とも言える描写の歌詞内容となっていますよね^^
ですのでアンサーソング「初恋〜はるかなる想い〜」は、2人のその後(続篇)とも言える曲ではないでしょうか。
まとめ
今回は名曲「大きな玉ねぎの下で」の考察と元ネタやエピソードについて、さらに続編となる曲についても調査しました。
<<ペンフレンドの彼女はなぜ来なかった?>>
考察①:ペンフレンドの彼女が写真とは別人説
考察②:すれ違い(当日武道館に彼女は来てた)説
<<元ネタやリアルエピソード>>
・実話ではない
・「武道館を満員にできない言い訳ソングとして作ったらいい曲になった」と言う面白いリアルエピソードあり
<<名曲「大きな玉ねぎの下で」の続編>>
・アンサーソング「初恋〜はるかなる想い〜」が、ペンフレンドの彼女目線での待ち合わせ当日の真実と想い、そしてその後の2人の描写が読み取れる歌詞となっている
武道館を満員にできない言い訳ソングとして作り始めたとは思えないほど、切なくも素敵な曲「大きな玉ねぎの下で」。
アンサーソングで彼女が会いにきた事実は分かりましたが、彼が最後まで残っていたらと思うと残念で複雑な気持ちですよね。
映画「大きな玉ねぎの下で」は高評価となっています。
曲中では結ばれなかった2人ですが映画ではどうなるのでしょうか。
曲と同じようにすれ違ったまま月日が経つのか、それとも結ばれるのか気になりますね!!
大人世代も若い世代にも響く名曲「大きな玉ねぎの下で」。
彼と彼女のその後に想いを馳せながら聞いてみてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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