映画月の満ち欠けが気持ち悪い理由とは？ツッコミどころと口コミ評価まとめ

2022年公開の映画「月の満ち欠け」は、NetflixやAmazonプライムビデオなどで配信されています。

大泉洋さん主演で有村架純さん・目黒蓮さん・柴咲コウさんら豪華な俳優陣が出演する作品としても注目を集めていますよね!

そんな映画「月の満ち欠け」が気持ち悪いといった感想が見られますが、理由が気になりませんか?

今回は、映画「月の満ち欠け」が気持ち悪いと言われる理由やツッコミどころのあるシーンはどこなのか、映画の口コミ感想などについて調べてみました。

この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

映画月の満ち欠けが気持ち悪いと評判の理由は？もやっとする展開？

大泉洋さん主演の「月の満ち欠け」は2022年に公開された映画で、AmazonプライムビデオやNetflixなどで配信されています。

生まれ変わりをテーマにした物語で、佐藤正午さんの同名小説が原作となっていますよ。

注目作品の「月の満ち欠け」ですが、気持ち悪い・もやっとするといった意見があり、なぜそのように言われているのでしょうか。

視聴者の多くが違和感を抱いたのは、恋愛・転生・不倫が絡む倫理的に複雑な構造と、それが“美しく描かれすぎている”ことにあります。

本来ならショックを受けるはずのシーンも、映像美や音楽で“美談化”されていて、視聴者の感情と作品の演出がズレているんです。

「え、これって感動すべき話なの…？」
「どうしてもモヤモヤが残る…」

こうした感情が“気持ち悪い”という感覚につながっていると考えられます。

原作ではもう少し説明的に描かれていた人物の背景や因縁が、映画では映像やセリフの“間”に任されている部分が多く、感情移入しづらい構造になっています。

また、原作における「魂の転生」というテーマも、映画ではやや唐突に感じられ、視聴者の理解が追いつかないまま話が進んでしまう印象も。

これが、“共感しきれないのに物語が進む気持ち悪さ”に直結しているのかもしれません。

【月の満ち欠けが気持ち悪いと評判の理由】
瑠璃が何度も転生していること

※以下、一部ネタバレを含みます

「月の満ち欠け」では、登場人物・瑠璃が何度も生まれ変わり、愛する人に会いに行くといった内容となっています。

純愛のようにも見えますが、一部では…

…といった感想がありますよ。

映画の中では、瑠璃という人物が3回生まれ変わっているところが描かれていました。

・1度目
…正木瑠璃(有村架純さん)

・2度目
…小山内瑠璃(菊池日菜子さん)

・3度目
…緑坂るり(小山紗愛さん)

瑠璃は1度目の人生で夫からひどい扱いを受けており、そんな中レコード店でアルバイトをしていた三角哲彦(目黒蓮さん)と出会います。

2人は恋に落ちたのですが、瑠璃は事故で亡くなってしまいました。

その後、小山内堅(大泉洋さん)と梢(柴咲コウさん)の娘として生まれ変わった瑠璃。

しかし、三角に会いに行く途中、18歳で事故により亡くなる。

更に、小山内瑠璃の友人だった緑坂ゆい(伊藤沙莉さん)の娘として生まれ変わり、愛する人・三角に会いに行く…という展開になっていました。

たしかに、何度も転生して愛する人に会いに行くという展開には気持ち悪い・怖いと感じてしまうのもわかりますよね(>_<)

このように、瑠璃が何度も生まれ変わっていることから、気持ち悪いと言われていました。

映画月の満ち欠けのツッコミどころはどこ？違和感のあるシーンやストーリー

映画「月の満ち欠け」が話題になっていますが、ツッコミどころが多い、違和感があるとも言われているんです。

ツッコミどころや違和感のあるシーンについては次のとおりです。

それぞれのシーンについてお伝えしていきますね。

以下、一部ネタバレを含みます

生まれ変わりだと気づくのが早い

「瑠璃が生まれ変わりなのではないか」と、三角や正木(瑠璃の夫)が気づいているシーンがありました。

▼三角
正木瑠璃と出会ったレコード店に、小山内瑠璃が行っていたこと・事故の日に自分に会おうとしていたことから、瑠璃(1度目)の生まれ変わりと感じていた

▼正木(田中圭さん)
小山内瑠璃が高校生の頃、小山内家で正木と会う。
瑠璃が「リメンバーラヴ」を歌っていたことから、瑠璃(1度目)の生まれ変わりだと確信している

三角からすると小山内瑠璃は面識のない少女なので、自分に会いに行こうとしていたとしてもすぐに「生まれ変わりだ」とは思わないような気がしますよね。

また、正木に関しても、妻が好きだった歌を歌っていたからといって生まれ変わりを確信するのも違和感があります。

SNSでも…

そんな簡単に生まれ変わりを受け入れるの?

…と疑問の声があがり、違和感を感じている方がいらっしゃいましたよ。

三角と瑠璃の再会シーン

瑠璃(1度目)と三角の出会いは、三角のアルバイト先で瑠璃が雨宿りをしていたのがきっかけでした。

その後、2人は映画館で偶然再会し、瑠璃が雨の日に借りていたTシャツを返すシーンがあったのですが、

偶然会ったのに、
なんで毎日Tシャツを持ち歩いているんだろう笑

…と、いつ会えるかわからないのにTシャツ持ち歩かないよねと違和感があるといった声がありました。

更に、三角も瑠璃に渡す缶詰を毎日持ち歩いていたシーンもあったことから「ツッコミどころ多い」と言われていましたよ。

時代・年齢設定

時代設定についても違和感やツッコミどころがあると言われています。

現代風の景色や服装、車、年齢設定など、
違和感があるとの声あり

「月の満ち欠け」は1980~2007年の物語となっています。

しかし、令和の景色がうつっていたり、2007年に2022年式の車が走っていたりと、時代が合っていない部分がありました。

また、映画では27年間が描かれていますが、登場人物の見た目が年を取っていないことにも違和感を感じている方がいらっしゃいましたよ。

瑠璃(3度目)が三角と抱き合うシーン

緑坂ゆいの娘・るりと三角の2人が抱き合うシーンがありました。

7歳の少女と45歳くらいの男性が抱き合うのには無理があるとの声

実際のシーンでは、7歳の少女ではなく、1度目の瑠璃(有村架純さん)の姿になっていました。

しかし、現実の年齢を考えると違和感がありますよね…

このことから、違和感がある、ツッコミどころがあると言われていたんです。

映画月の満ち欠けの口コミ評判まとめ

映画「月の満ち欠け」が話題になっていますが、口コミや評価はどんな感じなのでしょうか。

X（旧Twitter）でも、以下のような意見が多く見られました。

• 「感動させようとしてるけど、内容がちょっと…」
• 「映像はキレイだけど倫理的にムリ」
• 「設定が無理やりすぎて、途中で置いてけぼり」

このように、“気持ち悪い”という言葉は、違和感・共感できなさ・納得できない演出のミックスなのです。

「月の満ち欠け」の口コミやレビューについてご紹介していきたいと思います。

おもしろかったという感想

「月の満ち欠け」が面白かった、良かったという感想や口コミはこちらです。

2022年12月に上れた映画『月の満ち欠け』観ました。
不思議な気持になる映画。
異質なラブストーリー
輪廻転生ってあるよねって信じていただけに、こんな展開でって感動ともなんともいえない気持で、すごく心に残る映画でした。。#月の満ち欠け#大泉洋#目黒蓮#有森架純 pic.twitter.com/xoTXSI0yjY

— 七愛 (@CoCo79392068) May 3, 2025

SNSなどの口コミでは、恋愛や家族愛が描かれていて感動したとの声がありましたよ。

俳優陣の演技も好評で、何度も映画館に足を運んでいる方もいらっしゃいました!

特にラストシーンが感動したとの声もあるので、気になる方は観てみてくださいね♪

微妙だったという感想

一方で「月の満ち欠け」が面白くなかった、微妙だったとの口コミ評価は次のとおりです。

【月の満ち欠け】
勝手に感動するんだろうなと期待してみたら、まさかのえぐい執念ホラー映画だった。

洋ちゃんはすごい良かった。
報われないけど。笑

そして最後の最後めちゃくちゃ気色悪い😇
みんなどう思ってるの？と思って、レビューみたら割と同じ意見多くて安心した😂笑#映画好き pic.twitter.com/9iuJgkfUFH

— poteto🍟 (@potekodayo_) March 10, 2025

「月の満ち欠け」は生まれ変わりがテーマとなっているため、苦手と感じている方がいらっしゃいました。

前述にもありますが、瑠璃を生まれ変わりだと認識するのが早かったりと、違和感があって感情移入できないという声もありましたよ。

内容的にも好き嫌いがわかれる映画となっていますが、原作小説もあるので併せてみて下さいね^^

まとめ

映画「月の満ち欠け」が気持ち悪いと言われている理由や違和感のあるシーン、口コミ評価についてまとめました。

映画「月の満ち欠け」が気持ち悪いと言われている理由は次のとおりです。

【月の満ち欠けが気持ち悪いと評判の理由】
瑠璃が何度も転生していること

映画「月の満ち欠け」で違和感のあるシーンについてはこちらです。

・生まれ変わりだと気づくのが早い
・三角と瑠璃の再会シーン
・時代・年齢設定
・瑠璃(3人目)が三角と抱き合うシーン

映画「月の満ち欠け」の口コミレビューは下記のとおりです。

「感動した、素敵なお話だった」
「何度も転生していてホラー」

…など、さまざまな感想があり。

私自身も観終わった直後、「感動した…けど、なんかザワザワする」という不思議な気持ちになりました。

特に“魂が入れ替わってまで叶えたい愛”というテーマは、感動的である一方で、「その人の人生って…？」と疑問が残ったのも事実。

あなたはどう思いましたか？
この“気持ち悪さ”、共感してもらえるとうれしいです。